在蘭邦人相談窓口のブログ

オランダにある、日本人のための相談窓口。オランダ生活で分からないことがあればお気軽にご相談ください。相談無料。秘密厳守。

高橋眞知子さんより

オランダ、フリースランドのうなぎの燻製

皆様、新春のお慶びを申し上げます。 寒さは、あと少しの辛抱。木々の新芽も春の訪れを待つこの頃です。バスとエッケは今朝もまた、昨日引き上げたばかりのうなぎを燻製機にかける仕事に取り掛かります。まだ暗い早朝の六時。下着を何枚か重ね、ちょいとぶか…

時間が飛ぶといいます

オランダと海外の行き来や、国内を北から南へ、南から北へ。冬の休暇を利用して遊びに出かけ る人々がいれば、家族の元へと大小のプレゼントをかかえて帰郷する人々もいます。民族大移動と いえば大げさですが、年の瀬はいかにも慌ただしいものです。この場…

ユリアさんからみたオランダ・世界トップの幸せな子供達って

私:まず自己紹介からお願いしましょうか。 はい。私の名前はユリアです。11歳です。 アムステルダムのヴィッテ・オリファント(白い象)学校(初等教育-小学校)の8年生です。 えー、私はママが日本人とオランダ人のハーフで父が日本人だから、ほとんど日本…

あまり話したくないこともある和蘭陀

アムステルダム市のアムステル通りといえばエルミタージュ美術館、国立カレー劇場、そしてあの有名な跳ね橋のある通り。アムステル運河に沿って広々として美しい運河通りだ。その通りの一角に昔の奴隷商人の家が一件、修復されて今も残っていると聞いた。奴…

もう一度日本へ

ふたりは1991年に結婚してアムステルダムに住んでいます。21歳の娘さんが一人。 ライマはリトアニア人でリトアニア語、ロシア語の通訳、翻訳者。オランダ北部出身のヤープはQAエンジニアー(品質保証エンジニアー)。 国際結婚にはやはり文化の違いがつきも…

鍼医療と和蘭陀のデーヴェンター

もう16年も前のオランダのデーヴェンター市の新聞「Deventer Dagblad」2002年3月23日に イングリッド・ウィレムス女史の「鍼療法の先端はデーヴェンターにあり」という記事が掲載されました。 次のようなものです。 「これはあまり知られていないことですが…

サスキアが眠るアムステルダムのOudekerk (旧教会)

アムステルダム市最古の建築物が旧教会。この界隈は言わずと知れた飾り窓エリアです。教会後方右側はぐるりとそれらに囲まれております。初歩の旅行客はそれを見てあんぐり、もしくは納得の面持ちで頷くわけですがこれもオランダ式「寛容」の極みでしょうか…

リトアニア・ヴィルニュス市のデイセンター「光」 その3 最終回

人々の障害者への視線はどのようなものですか。 「それについては歴史的な背景があります。ソビエト専政時代には障害者たちは街から外れた場所で社会と断絶を強要されていました。障害者は不要な存在であるかのような意識を国民に植え付けました。リトアニア…

リトアニア・ヴィルニュス市のデイセンター「光」 その2

2017年11月。 (写真右から:ディレクターのユラーテさん、高橋、シギタさん、ヴァイヴァさん) デイセンター「光」(前回、精神障害の施設と記しましたが正しくは知的障害者施設)のユラーテさん(ディレクター)、ダイヴァさん、シギタさんにご協力を頂き…

元駐リトアニア初代特命全権大使・明石美代子氏を偲ぶ一演奏家として

在オランダ大使館勤務を経て、2004年、在デンマーク大使館・公使参事官(次席)に就任されたのち、2008年6月から2012年1月まで駐リトアニア初代特命全権大使を務められた明石美代子氏が2017年12月16日に永眠されました。心からご冥福をお祈りします。 その驚…

リトアニア・ヴィリニュス市のデイセンター「光」 日・蘭・里(その1)

2回にわたってリトアニアの「デイセンター・シュヴィエサ(光)」についてご紹介します。 リトアニアといえば杉原千畝氏の命のビザ。ところが同じく難民救済のために発給されていたある別のビザについても語られ始めています。在リトアニア・オランダ総領事…

著書, 物語 オランダの歴史・大航海時代から「寛容」国家の現代まで

この記事は、私たち窓口のサポーターである高橋眞知子さんよりご寄稿いただいたものです。 私の個人的な経験ではあるが、学校時代の歴史の授業は年号と教科書通りの既成事実を組み合わせそれを丸暗記するだけで、いたって四角四面のお粗末なものだった。 だ…

私は生粋の、、、(2)

この記事は、私たち窓口のサポーターである高橋眞知子さんよりご寄稿いただいたもののつづきです。 脱線しないうちに話を戻して、この彼女。 とてもすがすがしいエネルギッシュな女性です。 レッスンの日が雨、風、嵐であろうとも自転車でやってくる。 雨も…

私は生粋の、、、

この記事は、私たち窓口のサポーターである高橋眞知子さんより御寄稿いただいたものです。 アムステルダム市で一番古い映画劇場(小劇場)アイトカイクで、映画監督小津安二郎氏の1953年の作品 東京物語「Tokyo Story」を観ました。 家族の絆をテーマに,緩や…

オムレットバヴーズ よだれ風オムレツ

私たちのサポーターである高橋眞知子様より、おいしそうな記事をご寄稿いただきました。 + 6月というのに一挙に暑くなり真夏のよう。台所の窓を全開にして昼食の用意。 まな板の上で白カブの葉っぱを細かく刻でいました。オムレツを作ろうと企んだわけです…

オペラファンにニュース

この記事は、私たちのサポーターである高橋眞知子様よりご寄稿いただいたものです。 若いタレント歌手達による1回きりのオペラプロダクションが舞台道具製作のアトリエ(デコールアトリエ / 競技スタジアムアレーナ近く)で行われました。 今後同じような企…

オランダ語を(3)

以下前回にご紹介した朝倉純孝氏の「オランダ語四週間」です。 1週・第1日目「発音とアルファベットで印刷体ー筆記体ー名称(発音)」の練習。 週の末に小会話のスキル。 2週・第1日目「所有代名詞」から始まり、週の末にはことわざ録。 3週・第1日目…

オランダ語を(2)

朝倉純孝氏・あさくら すみたか(1893-1978)の「Nederlandse Taal in vier Wekenーオランダ語四週間」東京・大学書林1936年発行。 朝倉氏は語学関係書、文学翻訳書を多数出版。「オランダ黄金時代史」が1980年に、「オランダ語辞典」も2014年に遺作出版。 …

オランダ語を(その1)

この記事は、私たち窓口のサポーターである高橋眞知子さんからご寄稿いただいたものです。(全3部) ・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。 季節は春でも風は冷たく気温は低い。かと思うともやもやと気温上…

「誰か困らせた?」(2)

これは、私たち窓口のサポーターである高橋眞知子さんからご寄稿いただいたコラムの(2)です。 さて、これを尋ねられた「困らせた事」として扱って良いものやら。 不要な廃棄モケットを外に出す作業です。 職人はモケットを巻いていく。 巻くといってもか…

「誰か困らせた?」(1)

このコラムは、私たち窓口のサポーターである高橋眞知子さんよりご寄稿いただきました。海外生活の中で人を困らせたことがありますかと尋ねられました。 この質問を受けるのは初めてです。 ところが具体的な返事は即座に出てきません。 人を困らせたことがな…

オランダの大腸ガン検査と冷蔵庫(3)

これは、私たちのサポーターである高橋眞知子様よりご寄稿いただいた連載の第3回目(最終回)です。高橋眞知子 アムステルダム 2017年1月 話を戻しましょう。 彼らは少数派の小柄なタイプ以外は体格が大きい。 先にも述べたように、海抜以下の国をでっ…

オランダの大腸ガン検査と冷蔵庫(2)

この連載は、私たち窓口のサポーターである高橋さんからご寄稿いただいた連載の第2回です。高橋眞知子 アムステルダム 2017年1月 今は冬。ご存知ですかこの暗さ。朝8時でもまだ暗い。陽の光が恋しい季節です。 南教会を見て、おやと思わず寝ぼけ眼を大…

オランダの大腸ガン検査と冷蔵庫(1)

この連載は、私たちのサポーターである高橋眞知子様よりご寄稿いただきました。高橋眞知子 アムステルダム 2017年1月 またトイレで目が覚めました。 これは老化現象の一つだと聞きますが、そうかもしれません。 お天気は?目が覚めたついでにカーテンの…

へたばるまいぞ(3)

へたばるまいぞ(3) フルート演奏家・高橋眞知子 2016年10月 起きなければ。確かにチャイムが鳴っている。「どなたですかあ」。 「あ、隣のスズキです」。 「まあ、今日は大変でしたねえ、お疲れでしょう。そう思って何か甘いもの召し上がったらいいか…

へたばるまいぞ(2)

へたばるまいぞ(2) フルート演奏家・高橋眞知子 2016年10月 今日の日本では約4人に一人が高齢者。日本は高齢化では世界のトップバッターだった。 知らなかった。 次がイタリア、ギリシャにドイツと続き、ちなみに現在私の在住地オランダは18位で5…

へたばるまいぞ(1)

「へたばるまいぞ」は、私たち窓口の支援者の一人であるフルート演奏家・高橋眞知子さんによる、実話に基づく物語です。 シリーズ化してブログでご紹介いたします。 - へたばるまいぞ(1) フルート演奏家・高橋眞知子 2016年10月 玄関のチャイムが鳴っ…