在蘭邦人相談窓口のブログ

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Escher museum@ハーグへ行きました(^^

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久しぶりにハーグのEscher museumへ行きました。
エッシャーと言えば、錯覚や数学的なもの、あるいはパターンを使った独創的な版画が知られています。目の錯覚で巨人や小人にも見える視点を体験できたりで、大人から子供まで人気のミュージアムです。

↑ ミュージアムの入り口にあったユニークなモニュメント。


このミュージアムでは、女王であり母親でもあったエマ王妃の旧「冬の宮殿」と呼ばれた宮殿がそのまま使われています。そのため、エッシャーの常設展を見ながら、宮殿の中の様々な部屋の様子を歩きながら体験でき、見どころのひとつとなっています。

↑ ミュージアムである宮殿の吹き抜けは、豪華さと趣があります。


常設展と並んで、テーマ展「エッシャーとイスラム美術:20の視点」が11月1日まで開催中です。エッシャーは生前、スペインのグラナダにあるアルハンブラ宮殿を2度訪れており、イスラム建築やモザイク模様に大きな影響を受けていました。
https://escherinhetpaleis.nl/en/whats-on/exhibitions

興味のある方はぜひご訪問ください(^^

P香


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オランダ生活6年目ー市民化テストとEU永住権取得の体験談 その7

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現在もオランダ在住の元ボランティアメンバーから頂いた
体験記事を皆さまにご紹介します。

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みなさま、いかがお過ごしですか?
引き続きオランダ市民化テスト対策コース(2020年に受講)のKNM(Kennis Nederlandse Maatschappij - オランダ社会に関する知識)を通して、私が学んでよかったなと思うことをご紹介します。

今回は対策コース7回目、「Werken in Nederland(オランダで働く)」です。テーマは、オランダでの働き方や仕事全般について。業界や仕事の種類、仕事の探し方、面接など、仕事を得るまでの一連の流れを一通り学びます。

なお、私が受講したONA(Orientatie op de Nederlandse Arbeidsmarkt)コースでは、自分が就きたい仕事を具体的に想定しながら、仕事探しから、その仕事に必要なスキル、さらにそのスキルを身につけるために何をすればよいのかを、実際の流れに沿って擬似体験していく、とても実践的な内容でした。

使用したテキスト
こちらのテキストを使用しました。「Welkom in Nederland」 テキストはすべてオランダ語ですが、知らない単語を調べながらなんとか読み進めることができました。

7回目のクラスで学んでよかったと思うこと
● IDWについて:オランダ国外で取得した卒業証明書や資格(diploma)を評価する公式機関です。評価を受けることで、自国で取得した学歴や資格がオランダではどのように位置づけられ、どのように活かせるのかが分かり、就職活動などの場面で役立つことがあります。申請はIDWのサイト(www.idw.nl)から行えます。私が受講したONAコースでは、卒業証明書を用意する場面がありました。隣の席のクラスメートの証明書を見せてもらったのですが、私にはまったく読めない言語(おそらくアラビア語)で書かれていて、「何が書いてあるのか全然わからない……」という状態でした。そう考えると、企業側にとっても、働く側にとっても、こうした公式な評価機関があることはとても重要だと感じました。

● 仕事がないときや働けないときの給付金(uitkering): 給付金の種類や内容、どのような人が申請できるのか、そして申請方法について学びます。失業した場合に受け取るWW-uitkering、健康上の理由で働けなくなった場合のWIA-uitkering、これらを受け取れず生活に困っている人のためのBijstandなどがあり、いずれも一定の条件を満たした人に支給されます。また、これらのuitkeringを管理・支給する国の機関としてUWVがあり、UWVが運営するサイト(www.werk.nl)を通じてこれらの給付金を申請することなども学びます。

● CAOとVakbondについて: CAOという、ある業界に属するすべての雇用主と労働者の間での取り決めがあります。たとえば最低賃金などが定められており、労働者には最低賃金を受け取る権利があります。またVakbondという、労働者を助けてくれる団体(日本の労働組合のような団体)があり、雇用主とCAOの交渉や、雇用主とのトラブルが起きた場合、相談に乗ってくれたりします。 オランダでは、従業員を守る仕組みがしっかりしているという印象を受けました。

● 自分で起業する場合についての簡単な説明とKVK: 「仕事をする」といっても、会社に勤めるだけでなく、自分で事業を始めたい人もいます。その場合の基本的な流れや、起業に欠かせないKVKについても紹介されます。確かに重要なポイントですよね。
KVK(www.kvk.nl)は、Kamer van Koophandelと呼ばれる公的機関です。(日本の商工会議所と似ていますが、オランダでは事業登録が必須という点が大きく違うようです。)オランダで自営業を始める場合、KVKへの登録が必要になります。KVKは、企業が法律に沿って運営されているかを確認するとともに、税金の情報、起業に関する講座、ビジネスプラン(ondernemingsplan)など、起業に役立つさまざまな情報を提供してくれます。

興味深いなと思ったこと
● Zwart werk: “As je werkt zonder belasting te betalen, werk je zwart. Zwartwerken is verboden.”(テキストより抜粋)これは、「税金を払わずに働くことはZwart werk(直訳すると“黒い仕事”、いわゆる闇労働・無申告労働)であり、禁止されている」という意味です。 今回の7回目のコース「Werken in Nederland」では、給料明細(loonstrook)の見方も簡単に学びます。給料の総支給額(brutosalaris)から、税金(belasting)や保険料(premies)が差し引かれ、手取り額(nettosalaris)になること、そしてその税金が道路や警察、学校、給付金など、私たちの生活に欠かせない公共サービスに使われていること、保険料は年金や失業時の保障につながっていることなどが説明されます。 そのため、税金をきちんと納めることは重要であり、税金を払わない仕事が明確に「禁止されている」と学ぶ機会が用意されているのは、とても大切なことだと思いました。

● 自国で資格や職歴があっても、オランダでは同じ職業に就くのが難しい場合があります。たとえば、自国では医師だった人が、オランダでは看護師として働くケースもあります。そのため、最初は以前より低いポジションからスタートすることも珍しくありません。ただ、オランダで経験を積めば、将来的により高いレベルの仕事へステップアップできる可能性がある、という説明もありました。 南米出身の友人は医療系の資格を持っていますが、オランダでは、その資格を活かした仕事には就いていません。こうした背景があるのかもしれない、と考えるようになりました。仕事探しでは期待が高すぎると落胆しやすいので、現実的な期待値を持つための良いリマインドになる内容だと感じました。

心がけてする、気づくようになったこと
● このコースの教材のひとつとして、先生が次のYouTubeビデオをシェアしてくださいました。
https://www.youtube.com/watch?v=OuiwxLe_630

このビデオでは、13歳以上の子どもが、年齢ごとに「できる仕事・できない仕事」について、わかりやすく紹介されています。 たとえば15歳の場合、軽作業であれば働くことが認められており、店舗での商品棚の補充や野菜の収穫などはOKですが、工場での作業などは認められていません。詳しくは、ビデオをご覧ください。 そう言われてみると、スーパーなどで「ずいぶん若いな」と感じる人が働いているのを見かけることがありますが、こうしたルールを知ると納得できますね。

● テキストでは、Vrijwilligerswerk(ボランティア活動)は給料のない「仕事」として紹介されています(なお、給料をもらう仕事はBetaald werk)。日本語では「ボランティア“活動”」と呼ぶことが多いですが、オランダでは「仕事(werk)」という言葉が使われている点が、印象的でした。 また、仕事に応募する際に職務経験を聞かれた場合、ボランティア活動を通じて得た経験も、自国での職歴と同じように重要な場合があると書かれています。 エキスパットの知り合いが無料のオランダ語講座を受講していたのですが、担当しているオランダ人の先生はVrijwilligerswerkとして教えているそうです。「自分の国では、給料が支払われないのであれば、ここまで責任感のある先生はなかなかいないかもしれない」と感心していました。 また、私自身の体験になりますが、在蘭邦人向けの窓口活動に関わらせていただいたころ、メンバーの高い責任感や熱心な姿勢に、いつも感心していました。 こうした体験を通じて、オランダではVrijwilligerswerkが生活の中にしっかり根付いているのだと、強く感じています。

それでは、次回もオランダ市民化テストKNM試験対策コースとONAコースでの経験や学びを通じて、私がオランダ生活で役に立ったと思うことをお届けしたいと思います!

V子


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