みなさま、いかがお過ごしですか?
引き続きオランダ市民化テスト対策コース(2020年に受講)のKNM(Kennis Nederlandse Maatschappij - オランダ社会に関する知識)を通して、私が学んでよかったなと思うことをご紹介します。
今回は対策コース7回目、「Werken in Nederland(オランダで働く)」です。テーマは、オランダでの働き方や仕事全般について。業界や仕事の種類、仕事の探し方、面接など、仕事を得るまでの一連の流れを一通り学びます。
なお、私が受講したONA(Orientatie op de Nederlandse Arbeidsmarkt)コースでは、自分が就きたい仕事を具体的に想定しながら、仕事探しから、その仕事に必要なスキル、さらにそのスキルを身につけるために何をすればよいのかを、実際の流れに沿って擬似体験していく、とても実践的な内容でした。
使用したテキスト
こちらのテキストを使用しました。「Welkom in Nederland」 テキストはすべてオランダ語ですが、知らない単語を調べながらなんとか読み進めることができました。
● 自分で起業する場合についての簡単な説明とKVK: 「仕事をする」といっても、会社に勤めるだけでなく、自分で事業を始めたい人もいます。その場合の基本的な流れや、起業に欠かせないKVKについても紹介されます。確かに重要なポイントですよね。
KVK(www.kvk.nl)は、Kamer van Koophandelと呼ばれる公的機関です。(日本の商工会議所と似ていますが、オランダでは事業登録が必須という点が大きく違うようです。)オランダで自営業を始める場合、KVKへの登録が必要になります。KVKは、企業が法律に沿って運営されているかを確認するとともに、税金の情報、起業に関する講座、ビジネスプラン(ondernemingsplan)など、起業に役立つさまざまな情報を提供してくれます。
興味深いなと思ったこと
● Zwart werk: “As je werkt zonder belasting te betalen, werk je zwart. Zwartwerken is verboden.”(テキストより抜粋)これは、「税金を払わずに働くことはZwart werk(直訳すると“黒い仕事”、いわゆる闇労働・無申告労働)であり、禁止されている」という意味です。 今回の7回目のコース「Werken in Nederland」では、給料明細(loonstrook)の見方も簡単に学びます。給料の総支給額(brutosalaris)から、税金(belasting)や保険料(premies)が差し引かれ、手取り額(nettosalaris)になること、そしてその税金が道路や警察、学校、給付金など、私たちの生活に欠かせない公共サービスに使われていること、保険料は年金や失業時の保障につながっていることなどが説明されます。 そのため、税金をきちんと納めることは重要であり、税金を払わない仕事が明確に「禁止されている」と学ぶ機会が用意されているのは、とても大切なことだと思いました。