コロナ政策で世界中の多くの都市がロックダウン(都市封鎖)したことにより、CO2排出量が大幅に減少したという報道は記憶に新しいところです。オランダにおいては、コロナ渦中も環境に対する意識はますます高まっているように感じます。
産業界において急進的な環境合意を成立させ、脱酸素に向けて次々と政策を立てるオランダ。ガスや石油への依存から風力と太陽エネルギーへの移行はますます進んでいるようです。数年前まではまだ少数派だった太陽パネルは、今ではソーシャル住宅から牧草地まで至るところで幅広く活用されるようになりました。
ここでは、2022年7月にEigenhuisマガジンに掲載された、オランダの太陽エネルギーに関する数値をご紹介します。
太陽エネルギー
全電力の供給中、約10パーセントが太陽光による供給。
(2021年調べ)
太陽パネル数
オランダ国土に並べられている太陽パネル総数は約4千4百万枚。パネルを並べた広さは、Amersfoort市より少し大きいくらい。
住民一人当たりのワットピーク
太陽光による供給が可能な、住民一人当たりのワットピークは825。オランダはオーストラリアに続いて第2位。
住民一人当たりのワットピーク トップ5
1.オーストラリア 1049
2.オランダ 825
3.ドイツ 714
4.日本 616
5.ベルギー 599
Drentheの太陽光パークだけで120メガワット
2011年、全オランダにおける太陽光供給ワットは170メガワットだったが、昨年オープンしたDrentheの太陽光パークだけで、約120メガワットが供給可能。
オランダ全土の総ワット数は1万4千メガワット
オランダ全土における太陽光による供給可能な総ワット数は1万4千メガワット。太陽パネルは住宅の屋根だけでなく、企業や工場の建物の屋根、牧草地、さらに水上にまで並ぶ。
40パーセント割安
2012年と比較すると太陽光は大幅に割安。太陽パネル、それに関わる取付工事等の費用を合わせて、10年間でほぼ40パーセントの割安となる。
(情報元:https://www.eigenhuis.nl/actueel/eigen-huis-magazine/#/ )
P香
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