在蘭邦人相談窓口のブログ

オランダにある、日本人のための相談窓口。オランダ生活で分からないことがあればお気軽にご相談ください。相談無料。秘密厳守。

ロックダウン(外出禁止)にならないために必要なこと。

コロナウイルスの急襲で、オランダでは、すべての人の社会生活が制限されており、政府が発表するルールも、一刻一刻厳しくなってきています。

同時に先週末から快晴で、公園、森、自然地区、海岸などに大勢の人が押しかけていたようです。

連日厳しく「ソーシャル・ディスタンシング(1.5m)」を守るように、と警告されており、先週日曜日に、緊急アラームもなり、驚いた方も多かったのではないでしょうか。
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フォンデルパークにはこんな電光掲示板などが設置されていました。

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ボス公園の桜公園も満開でしたが、こんな看板が出ていました。
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ビーチや森林、公園に人が集まり、それが週末開けてからの感染者数の急増の原因である、という意見もニュースで聞きました。

状況は同じでも、フランスなどの近隣諸国のように外出禁止令が出ないのは個人的には疑問もあります。

政府のプレス会見でも、「1.5mルールを破った場合は、最大400ユーロの罰金」とし、あくまで、外出禁止令を出さない方針。

市民の生活を考えたぎりぎりの寛容な措置なのか、はたまた経済優先、各個人の意思・責任に任せる、というオランダの考え方を反映させているのか・・・。

外出禁止にならず、かろうじて散歩や公園に行けるのはうれしいですが、個人の責任に任せるスタンスでは、ウイルスを完封することはできないと思うので、オランダがどこまでコロナウイルスに本気なのか、正直疑問に思ってしまいます。



ともかく、外出禁止令が出ていなくても、コロナウイルスの感染を抑えて、オランダの医療崩壊を起こさずに、1日も早く平和な日を迎えることができるようにするには、私たち一人ひとりの協力が必須です。

つい最近のDe Telegraaf紙で、アムステルダム市長のHalsema氏が ”もし、人々が個々の責任を果たさず、ソーシャル・ディスタンシングを守らない場合は、更に厳しい措置が出されるだろう”と警告しています。”外出禁止という措置は、恐ろしい措置だ”と。
https://www.telegraaf.nl/nieuws/1519056381/halsema-mensen-opsluiten-in-huizen-is-gruwelijke-maatregel


すでにルール化されていますが、外出する場合は、私たち一人一人が、外出する時間帯や場所を考え、1.5m以上のソーシャル・ディスタンスを順守することが大切だと思います。



ちなみに、オランダの時々刻々なニュースのアップデートには、NU.nlが便利です。

コロナ関連も、全てが早く、全体的に情報として充実しているので、オランダ語ですがおすすめのメディアです。

https://www.nu.nl/

P香、I子、U子、V子、S子

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