私は海の近くに住んでいます。この辺に住んでる人はよく海岸やduin(砂丘)にお散歩に行きます。
天気の良い日曜日にduinに行くと必ず知り合いに会うくらい、オランダ人はDuinが好きです。
オランダの砂丘と言うのは内陸地から海岸に行きつくまでのエリアで海に近づくにつれだんだんと丘陵地のようになり、Helmgrasという草が砂地に生えています。
うちの近くの砂丘(Duin)はちょっとした森のようです。
なぜなら、1930年代の世界大恐慌のときに松を植えてその労働と引き換えに貧窮している人たちに食料を配給したからです。
そのおかげで木だけではなく、いろいろな植物も生息しています。また運がよければ動物はウサギ、狐、キジなどに出会うこともできるでしょう。
その他に、砂丘を管理しているPWNが、Schotse hooglanderという毛足の長い牛を放牧している区画もあります。
これは牛がその区画内の低木を食べたり踏んだりして平らにするのが目的です。
Duinに入ると道しるべがありそこにコース番号が記されています。その番号に沿って歩けば迷うこともありません。
自転車も許可されているので夏など競技用自転車がスピードを出してすり抜けてヒヤッとすることもあったり、馬用の砂道もあり乗馬をしている人もたまに見かけます。
一度Duinに行ってみませんか。季節を肌で感じてください。
注:この砂丘をお散歩するにはDuinkaartを購入しなくてはいけません。北ホーランド州ではPWNが砂丘地帯の管理しています。PWNは飲料水の品質管理をしていますので皆さんご存知だと思います。
PWN (オランダ語)
https://www.pwn.nl/PuurNatuur/ErOpUit/Wandelen/Pages/default.aspx
J樹