4月に入って、Keukenhofへ知人を案内し行ってきました。
オランダの観光客が必ず訪れる春の観光地がKeukenhofキューケンホフ花公園です。
公園のある球根栽培地域Lisseリッセ市は、オランダ・南ホーランド州(州都Den Haag)の北方海岸側にあたり、アムステルダムとデンハーグの中間に位置する人口2万3千人ほどの小都市です。
また、1198年の公文書に初めて名前が記載されている比較的古い町でもあり1998年には800年祭を祝っています。
Keukenhof花公園の区域は、中世期(欧州では1270〜1500)後半は狩猟場として使われおり、元々はヤコバ・ファン・バイエレンJacoba van Beieren(オランダ名;ジャクリーヌ・ド・エノー)の城の厨房で使う香草を集めていた場所でもありました。
花公園の名前は、当時の“Keukenduin”から発祥しキューケンホフ(キューケン;厨房、ホッフ; 庭園)となったのが由来です。
ヤコバ・ファン・バイエレンは中世のゼーランドとホーランドの(女)伯爵、バイエレンの(女)公爵としてテイリンゲン城郭Slot Teylingenと呼ばれる城に住んでいました。
狩猟場はこの城に属していました。(今年の花パレード4月21日(土)、www.bloemencorso.info )
(つづく)
A子