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【再掲載】JCC主催 吉屋 敬 先生 講演会(明日)





吉屋信子生誕121年を迎えて


「吉屋 信子の生涯と花物語の少女たち」



2月25日(土)15:00−16:30(14:30受付開始)



会場:囲碁センター Schokland 14, 1181 HV Amstelveen



参加費 無料



お申し込みはメール info@jcc-holland.nl にて。



JCC ホームページ(http://jcc-holland.nl/)上からもお申込みをいただけます。





吉屋信子は明治29年(1896年)に生まれ、大正、昭和にかけて活躍した作家で、講師吉屋敬氏は姪にあたります。


http://ecx.images-amazon.com/images/I/51lyE51ybpL._SL500_AA300_.jpg十代の頃から少女雑誌への投稿家として活躍し始めた信子は、「花物語」で少女小説作家として名声を博しました。やがて数多くの新聞小説や文芸誌への連載などで大人向けの大衆小説家として活躍するようになりました。


信子のジャンルは広く、少女小説、大衆小説から、純文学、伝記、歴史小説、俳句にまで及び、絶えず新しい世界に挑戦し続けました。そして、歴史小説「女人平家」を最後に、昭和48年(1973年)に77歳で逝くまでの60年以上の年月を、執筆活動に捧げました。


封建的な男性中心の社会に果敢に挑戦した信子がいかに自我を確立し、いかにして女流作家への道を切り拓いて行ったのか、信子の生き活躍した当時の社会状況、家族や友人とのかかわりあい、信子が他の作家や講演者自身に与えた影響などを、オランダ在住の画家であり執筆家でもある姪の吉屋 敬が生誕121年を迎える今年、多数の図版を映写しながら掘り起こし、作家・叔母としての吉屋信子像を浮き彫りにしていきます。



講師紹介:吉屋 敬氏 



横浜市に生まれる。オランダ在住。画家・エッセイスト。小学4年生の時に絵画教室でゴッホの画集を見て画家になることを決意し、1965年にオランダに留学。ハーグの王立アカデミーとフリー・アカデミーで油彩画、リトグラフ(版画)を学ぶ。1973年にユリアナ女王(当時)の戴冠25周年特別肖像画展に招待され、ユリアナ女王の肖像画を描く。以来今日までオランダ、ベルギー、ニューヨーク、日本の各地で展覧会、アートフェア―への招待出品等で活動中。2001年、175年の歴史を持つオランダ芸術家協会の日本人の初代芸術家会員に推挙される。主な展覧会:アムステルダム芸術家協会展、千葉県佐倉市立美術館展、アムステルダム市ヘールフィンク美術館展、ベルギー日本文化センター展、ニューヨーク日本クラブ画廊展、銀座・和光展、 渋谷・西武百貨店画廊展、岡山・天満屋画廊展、ニュネン・ボナール画廊展ほか多数。



主なコレクション:ハーグ市立美術館、佐倉市立美術館、鎌倉市、アムステルダム日本人学校、ロッテルダム日本人学校ほか執筆活動:エッセイ、美術史関連記事を雑誌、新聞等に寄稿。 著書:「楡の木の下で―オランダで想うこと」「母の秘蔵の絵」「ネーデルラント絵画を読む」(以上未来社)「みずうみの家」(毎日新聞) 「青空の憂鬱-ゴッホの全足跡を辿る旅」(評論社)。他に共著。講演活動:オランダ、日本、ニューヨークでアート関係を中心に講演会を多数開催。その他:オランダ芸術家協会正会員、武蔵野美術学園特別非常勤講師、日本旅行作家協会評議員、フォーラムK主宰。



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