在蘭邦人相談窓口のブログ

オランダにある、日本人のための相談窓口。オランダ生活で分からないことがあればお気軽にご相談ください。相談無料。秘密厳守。

東日本大震災から6年(1)


4月も中旬となり、桜は散ってしまいましたが、あちこちで花が咲き乱れ、オランダも温暖な気候となりました。


3月の11日には、あのマグニチュード9を計測した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)と1000年に一度と言われた岩手、宮城、福島の東北3県を中心に襲った大津波、その後の東京電力福島第1原発事故から、6年の月日が経過しました。



2017年3月1日付け総務省の資料では、東日本大震災被害の都道府県合計値は、死者19418人、行方不明2592人、負傷者6220人、住家全壊121,809棟、半壊278,496棟、一部破損744,190棟、非住家被害(公共建物14,322棟、その他88,883棟)、火災330件が報告されています。



被災3県の仮設住宅には現在も約3万4000人の方々が暮らしています。


http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h28/03/280308_houdou_1.pdf




震災発生当時のオランダでは、被災者を悼むメッセージが時をおかず、各都市の市長から発信され、一週間後には、募金活動、支援関連イベントがオランダ全土に広がりました。



アムステルダム市内のサイレントウォークでは、在蘭日本国大使、アムステルダム市長を先頭に日本人やオランダ人約400名が犠牲者を悼み、ろうそくを灯して歩きました。




募金キャンペーンNederland Helpt Japan は、2011年3月14日(水)アムステルダム・アレーナ(Amsterdam Arena)サッカー競技場にてオランダの歌手達によるベネフィットコンサートを前座にAjax 対 清水エスパルスの親善試合を行い、募金を呼びかけました。



オランダ赤十字の東日本震災募金銀行口座に、6,041,948.24ユーロ合計約7億2600万円の義援金が寄せら、日本赤十字へ寄贈されました。




日本婦人会JWCでは、震災後の3月26日、募金バザーを開催、在蘭邦人相談窓口からも販売、購入などの支援を行いました。


その後も数々の募金イベント・チャリテイコンサート・支援行事が、また来月4月には1年目を迎える最大震度7を計測した熊本・大分地震への支援を含め、現在も各所で続けられています。




つづく 



A子



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