まだ寒い日が続きますが、春ももうすぐかな、と思わせる陽気の日もでてきましたね。オランダ人はそろそろガーデニングを始めるころのようです。
そんな中、スーパーにおいてある無料の雑誌に載っていた記事を紹介します。
皆さんはイラクサはご存知でしょうか。
オランダではBrandnetelと呼ばれていて、野原にはもちろん、庭にも植えた覚えもないのに、入り込んで育ってしまったりします。
知らずに触ってしまうとトゲに触れた部分がヒリヒリと長く痛みが残り、嫌われものの草です。
しかしこのイラクサ、なんとそのトゲのおかげで蝶の幼虫が鳥から身を守ることができるために蝶が集まってくる草でもあるそうです。
春から夏にかけて自宅の庭に蝶がたくさん訪れて欲しい方は、イラクサを少し植えておくといいですよ、と雑誌に載っていました。
調べてみたところ、蝶の中でもヨーロッパアカタテハなどのタテハチョウの仲間が集まるようです。
ガーデンショップでBrandnetelと書かれた種を買って春頃に撒いて育てるのだそうです。
また、イラクサはハーブとしても利用されているとか、実はなかなか役に立つ草だったんですね。
でもくれぐれも撒き過ぎないように。特に小さいお子さんがいらっしゃるお家ではご注意くださいね。
C菜