我が家に水仙がやって来ました。
親指大の黄色い小さな花が球根の上で開いています。
水仙といえば鎌倉の水仙寺(瑞泉寺)を思い起こします。
年のはじめに訪れると、ふんわりと、そこはかとなく優しい香りが漂っていました。
水仙の語源は中国古典「美しい姿と香りが「仙人」を思わせること」から由来しており、イタリアでは「小さな珈琲茶碗」(tazetta)とも表現されているようです。
水仙は花弁(はなびら)と額(真ん中あたりにあるひらひらした部分)の形によりラッパ水仙、八重水仙、房咲き水仙、口紅水仙など植物学上12群に分類されます。
色の組み合わせを含めると統計学上、かなりの種類が存在することとなりますのでギリシャ神話のナルシサスも(彼の他に)恋に身を焦がす人が数知れず、、、と驚いていることでしょうね。
(余談ですが、水仙の香り成分は「夜間飛行」などの高級香水に使われているそうです)
M子
*水仙になってしまう前に、当ヘルプデスクを思い出して下さい。ご一緒に水面に姿を映し、解決の糸口を見つけましょう。