オランダ語でも、日本語の「白物家電」と同じで、生活家電をwitgoed(この場合のgoedは、モノ、という意味)と呼びます。
代表的なものは洗濯機、乾燥機、食器洗浄機、冷蔵庫、冷凍庫などで、色も白が多いことからそう総称されています。
こういう家電が故障したとき、特に水回り関係のものであった場合、修理専門の人を「witgoed repareren」で検索すると、家に来て見てくれるサービスがたいてい見つかります。
購入した電器屋に連絡を取ることもできるでしょうが、こういうサービスを利用する方が早く解決できそうです。
オランダ語には白物家電witgoedの他に、茶色の電器bruingoed、灰色の電器grijsgoedという名詞があるそうです。
bruingoedは音響・画像のための電器、つまりテレビ・ラジオを指す言葉で、witgoedという言葉に対して作り出されたそうです。
なぜ茶色(bruin)かというと、以前はこういう電化製品はたいてい木製の枠に入れられていたからだそう。確かに、日本でも昔のブラウン管テレビはそうでしたね。
grijsgoedはコンピューター関連製品のことを指すそうです。しかしながら一般名称というよりは、不要品の仕分けのための言葉であるようです。
witgoedともbruingoedとも違う、第3の電化製品カテゴリとして作られた言葉だそうです。
K実