先週末(2月10日)にオランダの南でカーニバルを楽しんでいる姿がニュースで報道されました。
カーニバルが終わるといよいよ 復活祭までの四旬節に入ります。
四旬節とはキリストが荒野を40日間さまよい断食したということを示していると言われています。
それは、灰の水曜日 (2月13日)から始まり、復活祭の前日の土曜日までをさします。
カトリックの信仰では、灰の水曜日には、前年の枝の主日にいただいた枝を燃やしてできた灰を司祭が祝福し、その灰で礼拝者の額に 十字架をしるします。
そして信者は復活祭までの40日間(実際には46日間)、節制して過ごすようこころがけます。主人が小さい頃は、ドロップなどもらっても、それを全て復活祭まで食べずに貯めていたそうです。
カーニバルとは ラテン語で 肉に お別れという意味だそうです。昔は四旬節の間は肉を食べないという事だったのでしょう。
現在はあまり宗教色に染まらず、春を迎える祝日のようですね。
そろそろ街のお菓子屋さんで綺麗な色の卵や、うさぎの形ののチョコレートが並び始めます。スーパーでも袋入りのチョコレート卵を目にします。
そして復活祭の日曜日の朝、子供達は 卵探しにせいをだします。
今年の復活祭は3月31日です。
春はもうそこまで来ています。
J樹