在蘭邦人相談窓口のブログ

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セントニコラスといえば(その1)

11月11日のセントマーティン(Sint-Maarten)も終わって、これからはオランダ中がセントニコラス(Sint Niklaas)祭の準備に入ります。



オランダ人にとってセントニコラスにはかかせないお菓子があり、中でもペパノーテン(pepernoten)はその代表と言えるでしょう。



日本人には味が強すぎると感じる人が多いようですが、自宅で作れば自分の好みの味にすることもできそうです。
最もシンプルなレシピをご紹介しておきますね。




<材料>
 150g zelfrijend bakmeel(ベーキングパウダーが既に入っている小麦粉)
  75g bruine basterdsuiker(茶色のお砂糖 日本の三温糖のような感じですが、色はもっと焦げ茶です)
  90g boter(バター)
小さじ3杯 speculaaskruiden(ペパノーテンやスペキュラス用の香辛料の粉)
大さじ2杯 melk(普通の牛乳)

これらはいずれも普通にオランダのスーパーで買う事ができます。

作り方はとっても簡単

材料を全て一ボールにいれ、ひとまとまりになるまでこねます。
それをビー玉くらいの大きさに丸めます。
クッキングシート(bakpapier)の上に並べて、上から少し押して底が平たく落ち着くようにします。

それを150度にしたオーブンで15分ほど焼いて、薄く茶色になったら出来上がり。
しっかり冷ましてから食べましょう。
暖かいうちは柔らかすぎて本来のペパノーテンの風味を楽しめません。

このspeculaaskuridenを減らして、代わりにバニラやココナッツの粉などを加えてみれば、自分の好きなペパノーテンもどきになります。
(でも私は試したことはないので、焼き上がり時間などはご自身で調節してみてくださいね)




ところでご紹介したペパノーテンは実は本当の名前ではありません。

では、本当の名前とは?

それは次回に。




C菜




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