少し前の夏の終わりになりますが、夫と二人でクレラー・ミュラー美術館に行ってきました。ここはアムステルダムの国立ゴッホ美術館に次いで、世界で二番目の規模のファン・ゴッホ・コレクションを所有しています。美術館はデ・ホーヘ・フェルウェ国立公園の中にあるので、森や自然に囲まれています。
ファン・ゴッホ・コレクションで印象的だったのは、初期時代ニューネンで描かれた農民や織工人の作品の色彩の暗さと、フランスへ移ってから印象派や日本の浮世絵などに影響を受けたと思われる点描画等の作品の色彩の華やかさ、鮮やかさです。まさに、ゴッホの画家としての人生と作品の物語をこのコントラストでたどることができました。
好きだったのは、ゴッホが画家ドラクロワの絵に惹かれて描いたといわれる「善きサマリヤ人」(聖書より)
ゴッホ以外の作品では、ヤン・トールオプの「海」やヘンドリック・ファン・クレーフェの「バベルの塔建設」が印象的でした。
美術館の外には、芸術家によるたくさんの彫刻やオブジェが展示されており、森を散歩しながら作品を楽しむことができます。また、デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園でサイクリングやトレッキングも楽しめるので、野外で楽しみたいし、美術館にも行きたい人にもぴったりです。
クレラー・ミュラー美術館の公式サイト(日本語あり)はこちら↓
krollermuller.nl
※注意:美術館はデ・ホーヘ・フェルウェ国立公園の中にあるので、チケットを購入の際は国立公園のチケットも必要です。
https://tickets.hogeveluwe.nl/en-US/tickets?journey=entree
P香
にほんブログ村にほんブログ村に参加しています。クリック応援よろしくお願いします!
★ 在蘭邦人相談窓口ではスポンサー企業を募集しています。詳細はjhelpdesk@live.nlまでお問い合わせください。
★ ボランティアメンバー募集中