ロックダウン開始から1か月半たちます。
これ以上ない厳しい規制の中、だれもががんばって生活しています。
我が家にはインターナショナルスクールに通う小学生の子どもがいるのですが、そのホームスクールに関して少しご紹介&感想を書いてみようと思います。
1.オンラインに切り替える経緯
春のロックダウン同様、小学校が臨時閉鎖となった翌日かその次の日に、すべての授業がオンラインになる旨、メールが送られてきました。
その後、冬休みが終わるとすぐに担任の先生からメールやリンクが送られてきて、オンラインの授業はスムーズに始まりました。
2.どうやってホームスクールが行われているか
【課題】
毎週月曜日に、すべての科目の課題がオンライン上のクラスに掲載されます。
それを見て、家庭で計画を立てて、好きな科目から取り組んでいきます。
課題は、算数や国語などの必須科目と、音楽、美術、体育などの選択科目に分かれていて、提出期限が設けられています。
課題には先生からの説明や、補足の動画や写真などもたくさん添付されているので、何も知らない親でもそれを見ながら説明できるようになっています。
家庭で取り組んだ様子を動画や写真に撮り、紙に書いたレポートも写真に撮って、提出の欄に添付して提出します。
先生が、ほかの生徒の提出したものをクラスでシェアしてくれるので、クラスメイトがどんな風に同じ課題に取り組んでいるのかも見られて参考になります。
【グループコール】
週に数回、担任の先生や教科の先生とのオンラインで直接対話する時間が設けられています。
月曜日には挨拶が中心、そのほかの日は、課題について先生が説明してくれ、金曜日にはその週学んだことをみんなで確認します。
先生方もなるべく生徒が発言できるように配慮してくださるので、画面を通してですがみんなとつながっている気持ちになれるようです。
週に1度は、個人面談(15分間)もあって、先生とじっくり話すこともできます。
ちなみに、水曜日は「ノースクリーンデー」と称して、パソコンに向かわないように推奨されています。グループコールもありません。
3.感想
私はほかの学校でホームスクールを経験していないので、比較できませんが、とにかく対応が素早くてスムーズだなと思います。
インターネットを全面的に駆使して、オンラインだけど、自宅だけど、なるべく孤独感を感じないように、先生やクラスメイトとのやり取りができるように配慮されているので、親としてもそれほど孤独感を感じずに取り組めます。
とはいえホームスクールは学校としても慣れているわけではなく、グループコールの頻度や課題の出し方などに不満があると、親からバンバンメールが送られてくるらしく、先生方もそれに耳を傾けてくださり、毎週コールの頻度ややり方が変わってきています。
最初は週に1回だったグループコールも今では週4回となり、内容もどんどん変化してきて、とてもよくなりました。
担任の裁量で、いろいろな事をぱっと変えられるのもいいなと思います。
日本だと学年内で足並みをそろえなくてはいけないようなことも、クラス別にどんどん変化させられるのはすごいなと思います。
やはり小さな子供には、ホームスクールよりも直接学校に行ってクラスメイトと直接触れ合う方が学ぶことが多いのは確かです。
でも、こうして学校が素早く柔軟に対応してくれるおかげで、ホームスクールにも割とストレスなく取り組めていることに感謝しています。
(2月8日に小学校と幼稚園が再開されることになりましたね。母子ともにうれしいです)
I子
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