在蘭邦人相談窓口のブログ

オランダにある、日本人のための相談窓口。オランダ生活で分からないことがあればお気軽にご相談ください。相談無料。秘密厳守。

鳥インフルエンザ大丈夫?

このところ、オランダではユトレヒト州や南ホランド州など数か所の養鶏場で鳥インフルエンザが発生しており、養鶏関連セクターや政府の損害額は合わせて3200万〜3900万ユーロにもなるという。



これだけテレビやラジオで騒がれていると、一般消費者として鶏肉や卵は大丈夫なの?と気になるところです。そんな心配性な一般消費者のために、南ホランド州の地域放送局Omroep Westでは「鳥インフル、気になる5つの質問」が紹介されていました。



1)鳥インフルは人にも感染するの?
鳥インフルは、ニワトリやカモ、シチメンチョウ、その他の野生の水鳥に強い感染力があります。
非常に珍しいケースとして人にも感染しますが、それは飼育者や養鶏場の閉鎖に従事している人など、感染したトリに直接接触するような場合です。
これまでのところ、鳥インフルの感染者は出ていません。



2)もしも感染したら?
熱や頭痛、筋肉痛や咳、目の炎症など、症状は一般的なインフルエンザと同じです。
アジアでの鳥インフルの感染症状はひどいですが、普通、鳥が感染するよりも人への感染症状はそれほどひどくはありません。



3)鶏肉や卵を食べても安全?
感染した養鶏の鶏肉や卵を食べても、人に感染することはありませんが、他のサルモネラなどの感染を予防するためにも、良く火を通してから食べるのが良いでしょう。
また市販されているのは感染していない健康な養鶏のものです。
屠殺の前に検査されていますし、産卵鶏は定期的に獣医によって検査されています。



4)感染した養鶏が始末されるのはかわいそうです。なんとか食用できないのでしょうか?
オランダ食品安全庁によると、感染した養鶏が食用に流通することはありません。
感染した養鶏は感染の広がりを防ぐため、廃棄業者によって始末されます。



5)これからの季節にクリスマスディナーの七面鳥、また今後鶏肉や卵はお店で十分に買う事ができますか?
予想したとしても正確にはわかりませんし、まだそのような状況ではないでしょう。
これから鳥インフルの発生がどのくらい深刻化するのかにもよります。
現在のところ、鶏製品は十分市場に供給されています。
もし鳥インフルの発生した州のひとつで十分でなくなるとしても、その他から補うことができます。
クリスマスディナーの七面鳥はちゃんと食卓に上がりますので、心配要りません。



Omroep Westのサイト記事より
http://www.omroepwest.nl/nieuws/02-12-2014/5-vragen-over-vogelgriep-mijn-eitje-veilig



P香



★ 在蘭邦人相談窓口ではスポンサー企業を募集しています。ブログランキング上位の当ブログに広告を出してみませんか?
  詳細はjhelpdesk@live.nlまでお問い合わせください。


にほんブログ村 海外生活ブログ オランダ情報へ
にほんブログ村に参加しています。