今回は私のドジなでも幸運なお話しです。
先日、買い物に行こうとお財布と買い物用の折りたたみの袋を自転車の後ろの荷物入れ(オランダ語ではfietstas フィッツタスと言われるものです)にポンと放り込み、近く(自転車でほんの2、3分のところ)のスーパーマーケットへ。
行く途中に急に雨が激しくなって急いでいました。
雨が大降りになるほんの手前に自転車置き場に到着できて、ずぶ濡れにならずにすみました。
ほっとしたのもつかの間。
財布を取り出そうとフィッツタスを開けたところが、財布も袋も見つかりません?!
右側に入れたつもりだったけど、左だったかも、、と両方ともに良く確認したのですが、見つからず、、。
あっと思い当たることがありました。
スーパーまで後もう300メートルほどの場所で、自転車の後方で何か音がしたのですが、雨もひどいし何かを自転車で踏んだのかな、と思い振り返ることもせずに道を急ぎました。
しかしあの時、フィッツタスにきちんと入っていなかった(おそらくふたに当たるカバーと袋の外側の間にたまたま挟まっていたと思われる)財布と袋が落ちたのだと思われます。
急いで同じ道を戻りましたが、財布も袋も見当たりません。
もしかしたら自転車を出す時に家のガレージの中で落ちたのかも、と半ば願いながらガレージの中を探しましたが、見つかりませんでした。
家族に「財布を落としたみたい、、、」と告げ、それでももう一度と同じ道を戻って探しました。
すると、、、。
途中の道で私の買い物袋がわかりやすいよう広がった形で柵にかけてありました。
誰かが見つけてくれたのだ!と喜んで買い物袋の中を見てみましたが、何も入ってはいませんでした。
「あー、、、これは見つけた人がいらない袋だけここにかけて財布は持っていってしまったんだ。
これは急いで銀行やクレジット会社に連絡しなくては、、、。」と落胆して家に戻る途中、娘が自転車でやってきました。
そして警察から家に「財布が届いていますから取りに来て下さい」と電話があったと教えてくれました。
電話のあった警察署(日本の交番程度の規模の小さいところです)もスーパーのすぐ近くにあるので、急いで警察署に向かい「たった今財布を落とした者です。」と伝えると、夫が警察署からの電話本人確認などの必要なことは伝えてくれていたためかすぐにお財布を返してもらえました。(警察の人にドジだなーという感じで笑われましたが、、、)
実は、お財布を落とすのは初めてではないのです。
これでもう何回目になるでしょうか。(つまり2度や3度ではないということです、、、、)
本当に幸いなことにその度に誰かが警察やお店の人に届けてくれて、クレジットカードや銀行のカードの悪用、現金の紛失も一度もなく済んでいます。
日本の治安の良さは本当に世界に誇れると思いますが、私の住んでいる所も人を信頼できるという点では、日本に負けないかも、と私は思っています。
でもオランダでこんなことが何度も起こるのは奇跡に近いのかも。
たまたまの幸運に恵まれていたことにひたすら感謝です。
C菜
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