日常のあらゆる諸用事がインターネットを使用してできるようになった昨今。電話よりも、どちらかというとメールやログインをして用事を済ませる事が多くなりました。
けれど実際、直接話してすぐに対応してもらえるなら(!?)メールで返答を待つよりも電話のほうがはるかに便利な場合もあり、状況に応じて上手く使い分けられるとより便利かも、と思うこの頃です。
最近、個人用のOV-chipkaart(オランダの公共交通機関を利用するためのチップ入りカード)を紛失してしまい、どうにもカードが見つからないので電話でカードの紛失届けをしました。
電話口で生年月日を伝えると、すぐにカードの個人情報が伝えられ、定期の種類やチャージ残高などを確認。(便利だけど、ちょっと恐ろしい気も。。。)
電話口のオペレーターに、カードを紛失したので破棄および使用阻止したい事、そして新しいカードを再発行してほしいことを伝えました。
これに本人が同意することを証拠(?)として保存するため、同意のやり取りの会話部分をオペレーターが録音し再発行の手続きが完了。
定期もチャージ残高もそのまま新しいカードに移してもらうことができました。
1週間以内に新しいカードが手元に届くと言われましたが、実際にはその3日後にカードが届きました。敏速な対応!とても嬉しかったです。
そういえば、ホームドクターや矯正、歯医者、保険会社などは、このように電話口で名前ではなく生年月日を伝えることが多いかもしれません。
ある時、パンフレットを送ってもらうため電話口で名前と住所を伝える機会がありました。こんな感じです。
「Zairan Pikaです。ZはZaandam、AはAnton、IはIsaac、RはRudolf、それから、ええっと。。。」
スペルの例がすぐに思い浮かばず、しどろ、もどろに(汗)
こんな時、テレフォン・アルファベットと呼ばれるものを覚えておくと便利だなぁとつくづく痛感。
テレフォン・アルファベットは一般的にスペル・アルファベットとも呼ばれ、国によっても違うようです。
下のサイトではテレフォン・アルファベットのオランダ用、インターナショナル用、航空&NATO用が載っています。
http://electronica.infonu.nl/telecom/15272-telefoonalfabet-of-spelalfabet.html
次回はこのテレフォン・アルファベットを覚えてスペルをスムーズに伝えられたら、なんて思いました。
P香