台所や洗面台のシンクがつまることってありませんか?
そんな時、自分で解決できる方法を知っておくと便利ですよね。
ここでは、家に関するオランダの定期購読誌 eigen huis に、シンクのつまりを自分で解決できる方法と予防が載っていたのでまとめてみました。
台所や洗面台のシンクがつまるのは、大抵そこに”流してはいけないもの”を気づかないうちに流してしまっていることが原因のようです。
例えば、食べ物の残りカスや油、髪の毛などですが、石鹸カスも排水溝の内側にへばりついて溝内が狭まり、流れを悪くすることもあります。
シンクがつまったら、どうすればいい?
1)手のひらいっぱいのソーダ(重曹のようなもの:オランダではzilver soda,
kristal soda,fijne soda などの名前で呼ばれているもの)を排水口に入れ、最低1リットルの熱湯を注ぎ入れる。ソーダは排水管から油を取り除く働きがあります。
2)1)をやってみてもダメな場合は、ラバーカップを使います。
少量の水を流し、排水口を塞ぐようにかぶせます。ゆっくり押し付けて、一気につまりを引き上げるようにするとよいでしょう。ラバーカップの吸引力で詰まった汚れを取り除きます。
3)1)と2)でも解決しない場合は、排水トラップ(オランダ語では sifon/waterslot, または zwanenhals(白鳥の首)を外して詰まりを取り除きます。
取り外しにはプライヤ(waterpomptang)があれば便利です。流しの下にバケツを置くのも忘れないようにしましょう。
排水トラップよりもさらに奥が詰まっている場合は、パイプクリーナー(オランダ語でontstoppingsveer)を排水管の入り口から差し込んで、少しずつ詰まりを削って水が流れるようにします。
1)~3)の全てを試みても解決しない場合は、
配管工(loodgieter)に依頼をするのがよいでしょう。
シンクのつまりを予防するには?
- こし器(シンクフィルター)をつけて、食べ物のカスなどが排水口に流れないようにする。
- 揚げ物用の油、油や溶けたバターなどをシンクに流さない。
- 食洗機に入れる前に、食器についた汚れをキッチンペーパーなどで拭く。
- 定期的に排水トラップをきれいにする。
- 時々、熱いお湯をシンクに流す。
- 石鹸や歯磨き粉、髭そり用の泡を大量にシンクに流さない。
- シンクの上で髪の毛をといたり、ブラッシングしない。
オランダでは配管工の手配もピンキリで、決して安い金額ではありません。
できることなら、なるべく自分で解決できると嬉しいですね(^^
https://slimster.nl/loodgieter/kosten-loodgieter/
P香
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