先日の日本のシルバーウィーク(9月19日から続く5連休)を利用して日本から友人がオランダに遊びに来ました。
オランダで私の日常生活が見たいな、というので地元を案内していると、遠くでパトカーの音が聞こえてきました。
その時に友人が「パトカーのサイレン音が日本とは違うね。」と言うので「オランダでは警察、消防、救急車でサイレン音が違うんだよ。」と説明をしました。
しかし、友人が帰国した後、街で聞こえるサイレン音をなんとなく気にして聞いていたところ「何か違うぞ?」と気になりインターネットで調べてみました。
するとオランダは2009年3月1日から緊急用車両のサイレン音は一つに統一されており、友達に大昔の情報を伝えてしまっていたことを発見。
そういえばこの時期(2009年の初め頃)にご近所の方の誕生会に呼ばれ、そこで「救急車は3つのトーンを使っているのはわかるけど、警察と消防の違いはわからないわ。」と話題になっていたことを思い出しました。
実際にどんなサイレン音だったのか、お聞きになりたい方はオランダのNOS製作の子供向けニュース番組(jeugdjournaal)で取り上げたものがあります。
オランダ語ですが、興味のある方はご覧になってみて下さい。
http://jeugdjournaal.nl/item/21376-sirenes-nieuw-geluid.html
(最初にそれまで使われていた消防車、警察車両、救急車のサイレン音が流れ、その後に統一されたサイレン音が流れます)
2009年から変わっていたのに気が付いていなかったとは、常識を知らなかったことを恥ずべきか、それとも緊急事態に出会っていなかったと喜ぶべきなのか、はてさてどちらと思うべきでしょうね?
C菜
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