「環境にやさしい」ことへの関心が高いオランダ。
この数年「健康な食生活」への関心も急激に高まっており、以前街には数少なく、規模も小さかった自然食品や有機食材の店が、最近では全国的に大きな規模で展開を見せている。
普通のスーパーにも有機食材が数多く並び、スーパーフードと言われるベリーやシード類、また古代インカ時代からの穀物キヌアもなかなか人気を集めている。
そんな中、Bionextという有機農家関連団体が行っているプロジェクトがユニークだ。
有機農家の植え育てるリンゴの木や、有機農家で飼われているニワトリの里親になるというもの。
リンゴの木の里親になると、その木に里親の名札がつけられ、花の季節にはリンゴの花を秋には里子のリンゴの木から自分の手でリンゴをもぎ取り、収穫を楽しむことができる。
ニワトリの里親になると、その里子のニワトリは有機農家のもとで飼われる。
里親は有機農家で飼われているニワトリの卵の引換券をもらい、最寄りの団体加盟店で卵をもらうことができる。現在1万人が有機ニワトリの里親になっているという。
有機食材に関心があっても、なかなか自分で菜園を持ったり飼育したりは難しいが、なるほど、これなら誰でも手軽で簡単に「参加」できるし、関心を持ち続けることができる。
リンゴの木の里親サイトはこちら
http://www.adopteereenappelboom.nl/
ニワトリの里親サイトはこちら
http://www.adopteereenkip.nl/
P香
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