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屋久島のこと(4)

島には独特の気候に順応した花、植物、木々が数多く生育しています。屋久島石楠花、鉄砲ゆり、また京都では見られなかったサツキが満開で感激。花の終りかけたヤクシマヤマツツジ、桜ツツジ、マルバツツジ、ヒカゲツツジ、オダクミツツジとツツジの種類も多く、ガクアジサイの野生で花が小ぶりなのが島らしく思えました。




屋久島エビネラン、ツワブキ、ヘゴ、クワズイモ、アセビ、アコウの木(絞め殺し型のイチジク、http://www.ffpri-kys.Affrc.go.jp/kysmr/data/)や同じくクワ科常緑高木で葉身、葉柄、芽がアコウとは異なるカジュマル(沖縄名)の木など、島でも樹木に神が宿ると言われてきた神秘的な大樹が印象に残りました。その他の亜熱帯性樹木、照葉樹木、またセンリョウ、マンリョウの若木も森に多く見られました。



そして何よりも屋久島は杉の島、数千年代の樹木郡は世界に誇れる日本の自然木として島特有です。1993年12月ユネスコの世界自然遺産に青森県・白神山と共に初めて登録されました。登録地域としては島の中央山岳郡(奥岳)を中心に島総面積の約21%、107,47km²で、西側は国割岳を経て、周遊バスで私達も通った西部林道の海岸線も含まれています。                 


つづく 


A子



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