週末、アムステルダムのロイドホテルで開催されたMONOJAPANへ行ってきました。
これは、日本の工芸品を、展示、販売するという祭典。
食器や布、家具など普段の生活に身近なものに関するものの展示会と言うこともあり、また、出店者はほとんど日本から参加すると知り、興味津々で行ってまいりました。
一方では、既存の素材を新しい技法ですてきなプロダクトに生まれ変わらせているものもあり、、、
一方では、伝統や技法はしっかり受け継ぎつつ、若いデザイナーや外国の人のアイデアを積極的に取り入れ、現代的なデザインで新しいプロダクトに仕上げてあるものもありました。
和風な北欧デザインのようなものもたくさんありました。
TIME&STYLEというお店は、来月アムステルダムにお店をオープンするのだそうです。
和紙でできた室内ランプ、すてきです。
少し前に、国立博物館で展示されていたモダンな有田焼も発見！
私が一番心惹かれたのは、愛知県の常滑焼のティーポットでした。
土に染料が練り込んであり、なんともいえないやわらかい色合いになっています。
また、釉薬がかかっていないので、手触りがものすごくやわらかいのです。
ふたも焼き物なのに、ぴったり閉まるのが感動的でした。（これは、作る方のこだわりポイントの１つだそうです）
色々なワークショップも開催されていました。
私は、「包丁研ぎ」のワークショップに参加しました。
マイ包丁を持参して、マンツーマンで研ぎ氏の先生にていねいに教えてもらいます。
まずは機械で研いで・・・
そのあと、研ぎ石で仕上げます。
コツは1つしかないのですが、定期的に練習して感覚をつかむことが大切だと思いました。
研いだ包丁は、おそろしいほどよく切れるようになりました！
立ち寄ったブースでは、なるべく生産者の方と話をして、どんなこだわりがあるのかなどを聞くようにしたので、どの品にも作る人の思いがこもっていることを実感できました。
こんな上質なものに囲まれて生活できたら・・・と思えるようなものを、たくさん見たり触れたりできて、大満足でした。
来年も、ぜひ開催してほしいなと思います。
I子
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