オランダは自転車専用道路がしっかり整備されています。
そのおかげもあり自転車の保有率も、世界一として知られています。
下の動画では、オランダがどのように現在のような自転車専用道路を整備するようになったのかを、
非常にわかりやすく、データや当時の写真・動画とともに紹介しています。
戦後、経済成長に伴い、自動車が増えたことで交通事故が増え、
それに対して人々が団結して立ち上がり、声をあげ、
同じ時期にオイルショックが起こり、
ガソリンなどのエネルギーの使い方について国全体で真剣に考えるようになり、
国、地方政府が本気になって1970年代から自転車道路を整備することになっていった、
ということが、よくわかります。
自転車専用道路が整備されたことにより、自転車の利用率は最大１．７５倍に増え（ティルブルグ）、
子どもの交通死亡事故は、400人以上（1971年）から、14人（2010年）と、劇的に減りました。
この動画のほかにも、同チャンネルでは、
オランダのいろいろな場所で自転車道路がどのように整備されているのかなど、
頻繁に新しい動画が追加されていて非常に興味深いです。
個人的には、日本の政府のお役人の方々にしっかり見ていただき、
政策づくりの参考にしていただきたいなと思います。
I子
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