今年の冬はオランダに限らずヨーロッパ全体でも非常に雪が多く、もう4月に入ったというのに、春の気配もなかなか聞こえてきません。
この寒さと、地球温暖化には関連がどうやらあるようです。
昨年、北極の氷の減少度が最大で、氷の量も歴史上最低値に限りなく近づいたのだそうです。
30年前と比較すると、氷の量は80%減で、これはまぎれもなく地球温暖化の結果です。
急激な氷の溶解により、気流にも変化が起こり、通常であれば北極圏に留まっているはずの冷たい気流が遠く南の方まで押し出されて、今年の大量積雪と長く続く寒さの原因となったようです。
http://www.telegraaf.nl/binnenland/21422627/__Kou_door_smeltend_poolijs__.html
来週半ば以降ぐんと気温が上がっていく予報が出ておりますが、早く暖かくなってほしいものです。地球温暖化の問題は気になりますが、目の前の寒さの問題も深刻です。
K実