4回続きました10周年記念講演会の最後を飾るのは、オランダ在住50年を超えられた、画家でありまた多彩な才能を発揮してご活躍の吉屋敬さんでした。
20名ほどのご参加をいただき、会場はにぎわいました。
絵画を、もっと生活に近い視点から見たらどうか。
現在とあまり変わらないような食、こんな時代なのに既に輸入されていた東洋からの陶器、などなど、ただただ美術品として眺めているだけではわからない・気づかないようなことを、吉屋先生が説明してくださると、古い絵画がぐっと生活に即した身近なものにさえ感じられます。
テンポよく、たくさんの美術作品や、また街の風景を異なる視点から見たら…普段は正直なところあまり美術と触れる機会のない私でも、先生の話は大変面白く、引き込まれました。
会場からも驚きの声やら笑い声が上がったりと、大変和やかな雰囲気で、参加された皆様も楽しんでくださっているのがとてもよく感じられました。
K実
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