日本を出る時に、一冊の本を持ってきました。
すでに読んでしまっており、一度読んだ本を二度読む事はなかったのですが、
どうしても持って出たかったのです。
主人公が
「俺は人々の為に役に立つ仕事をしようと懸命に生きてきた。
そして自分や家族の事に気がついた時には、もうすっかり
歳をとっていた。」
と後年娘さんに語ったそうです。
30年ぶりに再び読み返し、又違った感動を覚えました。
”密航船水安丸” 作家 新田次郎
無償の情熱に生涯を捧げた東北人、及川甚三郎
機会がありましたら、是非一読してほしいお勧めのほんです。
H子