在蘭邦人相談窓口のブログ

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パーテイでのエチケット                 

年末・年始の大小のパーテイ後、1月に入ってからも公私共に喧騒の日々を送られる方も多い事と思います。
最近のオランダ(西洋)のパーテイでは、エチケットが再び重要視されるようになりました。
在住する国のエチケットを知っておく事はパーテイ、会合などに気軽に参加出来る為の有効な手段の一つですね。

テーブルマナーは難しく考える必要はありませんが、晩餐・会食では携帯電話を切ります。
テーブルには肘をつかず、パンはナイフを使わずに手で千切り、グラス類、パン皿類は隣人の物と間違えず、
プレゼントを貰ったら気に入らないとは言わず、また、政治の話は控えます。会食中は途中で席を外す事を避けますが、
どうしてもトイレなどへ行く時は「手を洗いに、(エブン ハンデン ワッセン)失礼します」などと述べ
コースの区切りを見計らって席を立ちます。テーブルでの喫煙は厳禁ですが、席を外した時を利用して外で、
又は窓を開けて喫煙します。招く方は席順に気を使いますね。離婚など複雑な家族関係がオランダでは普通になった今、
元夫婦、前の恋人(EX)などを隣同士に座らせない事が最低限の暗黙の了解(マナー)です。

会社の新年会などでは、アルコールはパーテイの間にワインならグラス4杯ほど、
ドリンク用のつまみは5回ほどを上限とし謙虚に振舞う事、酔うほどに飲まない事が大切です。
親しみを持って上司にオープンに話しかけ、昇格の可能性などを聞き出す良い機会かもしれませんが、
「酔っている」とボスに錯覚されないようにくれぐれもご注意ください。