７月３日（日）、窓口設立１５周年記念第２回のコンサート＆レクチャーが演奏者様のご自宅となる”Pearls in Baroque " Salonで行われました。
古楽器が好きな方や音楽院の学生さん、日本語を話す外国人やオランダ人など、様々なバックグランドの方々にご参加いただきました。
バロック音楽の成り立ちやそのあり方、また作曲者についてのエピソードや時代背景を曲ごとに詳しく説明いただき、その時代の空気の中で聴衆と演奏者が始終一体となったように感じました。
前半はフランス様式の曲を、後半はイタリア様式の曲を演奏下さり、その違いやあり方が演奏を聴きながらよく理解できるよう配慮されたレクチャーでした。
ご自宅でのコンサートということもあって、始終和やかで家庭的な雰囲気がありました。コンサートの終わりには、演奏者のお嬢様が即興でバロックダンスやヴァイオリンをご披露下さいました。
煌びやかで壮大なベルサイユ宮殿の鏡の間。そういった場所でも似合うよう綺麗に絵付けされたチェンバロは、その時代優美で豪華な王室や上流階級の至る所で音楽を奏でていたことでしょう。
演奏＆講師をして下さった天野乃里子様、ご参加下さったみなさん、どうもありがとうございました。
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