この記事は、同じタイトル(1)のつづきです。
引き続き、マウリッツハウス内の絵画を見学します。
このころ、コロナウイルスが出始めた時期で、観光客が少なかったのでゆったりと見学できました。
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レンブラントの出世作だといわれている「ニコラス博士の解剖授業」
なぜ、この絵が描かれたかというと、当時、死体を扱うということで、医学の分野でありながら、社会的地位が低かった解剖学。
その啓もう活動の一環として描かれたのだそうです。
集団肖像画ですが、上下に人が描かれていたり、色々な表情をしているのが特徴だそうです。
また、本来ならおなかを切っているはずですが、グロテスクになるので、代わりに腕を切っているシーンにしたのだそうです。なるほど。。。
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こちらは、レンブラントの数ある自画像の中でも、晩年に描かれた自画像。
晩年に描かれたというのは、白髪であることからもわかりますが、絵筆のタッチが荒いことからもわかります。
晩年に目を悪くしたレンブラントは、緻密で写実的に絵を描くことがもはやできなくなっていたことが分かります。
かぶっている帽子は、聖書に出てくるパウロをまねているのだそうです。
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「牛」というタイトルのこの絵は、大変大きくて、当時のパーティールームのような大きなホールにどーんと鎮座しています。
マウリッツハウスがオープンした当時は、真珠の耳飾りの少女ではなく、この絵が一番の名作だと言われていたそうです。
普通の風景画と違って、牛のふんやカエルなど、美しいというよりは、とても現実的なものが描かれていることが、当時画期的だったのだそうです。
別々の日のデッサンを組み合わせて描かれているので、顔は大人で体は仔牛、という不自然なバランスに案っているのも特徴的です。
(3)につづく
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