在蘭邦人相談窓口のブログ

オランダにある、日本人のための相談窓口。オランダ生活で分からないことがあればお気軽にご相談ください。相談無料。秘密厳守。

福島原発事故・東日本大震災から6年(2)

人災の判断が下った福島第1原子力発電所事故の被害地、人々への支援も、様々な形で継続されてきました。



「福島の子ども達の声をオランダの子ども達に届ける会」では、二年を掛けて招聘募金活動を行い、


2016年3月21日(月)〜28日(月)、14歳から18歳までの福島の子ども達3名と福島からの引率1名のオランダ訪問が実現しました。


福島の子ども達は、それぞれの震災時の状況やその後の避難生活、震災から5年が経ちどのように考えているかを書いた作文とスライドを、オランダの学生に英語で発表しました。


質疑応答ではオランダの学生からの意見や質問が活発に出されました。



子ども達は日本とオランダの教育の違いに触れ、大きな刺激を得て帰国しています。


「日蘭子供交流会プロジェクト」:https://www.facebook.com/fukushima.hollandkids/





オランダ県人会「オランダふくしま会」では、石川会長が2017年3月23日に本宮市役所の高松義行市長を訪れ、


今年の6月3日にオランダ・アムステルダムで開催される欧州(福島)4県人会初サミットを紹介、懇談しました。


市では、平成29年10月の開園を目指した「英国庭園」の整備計画を進めており、石川会長は完成後の市の国際交流の進展に協力を誓い、


「本宮市の取り組みも紹介、県の復興を世界にアピールしたい。子どもたちが国際感覚を養える機会が設けられるよう、連携を深めていく」


と意気込みを語り、市長は「英国庭園の完成で欧州との交流がさらに深まればうれしい」と話しました。



交流の様子は福島民報に掲載されています。


(福島民報) http://news.goo.ne.jp/publisher/fminpo/ 




郡山市では、オランダ交流計画概要を纏めています。



インターネット活用によるオランダの小中学校との学校交流を企画、


また、明治初期の国営開拓第一号事業となった安積開拓・安積疏水開さく事業で大いなる貢献をしたオランダ人ファン・ドールン技師との縁により、


1988年6月にヘルダーランド洲ブルメン市(Brummen)との姉妹都市提携を結び、以後約30年に渡り交流が続けられています。




更に、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に際して、スポーツ立国、グローバル化の推進、地域の活性化、観光振興等に資する観点から、


参加国・地域との人的・経済的・文化的な相互交流を図る地方公共団体が、ホストタウンとして登録されてゆく模様で、


郡山市は、平成28年1月26日にオランダ王国のホストタウンに登録されています。 



郡山市文化スポーツ部国際政策課 〒963-8601 福島県郡山市朝日一丁目23-7   


電話番号:024-924-3711 Fax:024-935-7834    


オランダ交流計画概要;https://www.city.koriyama.fukushima.jp/163000/koryu/documents/hosttown_kouryuukeikaku.pdf



また、新聞は、災害公営住宅(復興住宅)の建設や宅地造成の遅れ、原発事故の影響などによる避難生活は更に長期化すると報道しています。


子供達、学校の交換交流を中心に、オランダと被災地との交流が今後も維持され、発展して行く事を祈り、支援をしてゆきたいと思います。




A子


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