いつも私どもの活動をご支援くださっている高橋眞知子さんのシンポジウムのご案内です。
〜この案内記事はオランダの音楽雑誌「フルート」12月号(2014)に掲載されたものです。〜
オランダのアーネム音楽院。そこで学んだ卒業生の文章です。
(左から、マリアンヌ、ザンヌ、ナタリー、マチコ、ニコル、ヒルデ)
シンポジウム:Machiko先生へ捧げる
高橋眞知子に学んだ弟子達が語る、その後の歩み
日時:2015年4月19日(日)15時開演(14時半開場)
場所:クンストハウス(小劇場)
住所:Kastanjelaan,13番 フェルプ (オランダ)
入場料:10ユーロ
問い合わせ&予約はオランダ語もしくは英語にて:nschmaloer@hotmail.com
フルーティスト、そして教育者の高橋眞知子先生は2015年に退官を迎えます。
人生において貴重な「大転換の時」というご自身の言葉通りです。
この機会に意義ある企画を立ち上げようとお声がかかり、先生を囲んでアーネム音楽院卒業生が集まりました。
われら音楽人生の過去、現在、未来を語り合い、皆で一緒に考えてみることになりました。
私たちは音楽生として将来の構想を描いて入学するはずですが、果たして現実は、想定していたことと一致しているでしょうか。
音楽への夢は叶えられたのでしょうか。
学生時代は楽しい思い出もある一方、音楽で食べていくことの困難に不条理を覚えたりするものです。
そんなわけで中には全く別の道を選んだ仲間もいます。
しかしここで気付くことは、例えどんな道に進もうと、やはり音楽は創造(インスピレーション)の原点であり、音楽の学びは、けっして演奏・芸術家になるだけの道ではなく、人としての教養を育む人間形成の糧であるということです。
音楽院での人間関係といえば学生、教職員とで成り立っている訳ですが、この関係が私たちにどんな実りをもたらしたでしょう。
おそらく多くの学生にとってMachiko先生の個性的な指導は貴重でした。
普通に行われるフルート演奏のみでなく、人対人の指導でした。
体の使い方や心の成長を促し、私にとっても「自己発見」への指針となりました。
現在、私は他の職業に就くことなく、音楽を続け演奏をしていますが、教育活動が主です。
その教育・指導のあり方に疑問を持ち悩んだ時期もありました。
しかし今、指導過程において相互の意思疎通を見出すときの喜びはなんと大きなものでしょう。
Machiko先生はいつも私たちの話に耳を傾けてくださいました。
今まで公の場では話されることの無かったテーマになりますが、シンポジウムと演奏で発信することは(今日特に)大切なことに思えます。
Nicole Schmaloer(ニコル・スマロー)
(フライヤーがクリックで拡大します)
http://rheden.nieuws.nl/nieuws/50719/symposium-concert-ode-aan-machiko-takahashi-bij-kastanjelaan13/
Wanneer: Zondag 19 april 2015
Waar: Kastanjelaan 13 Velp
Aanvang: 15:00 tot 17:00 uur, vanaf 14:30 uur is de deur open en kunt u genieten van een kopje koffie of thee.
Kosten: €10,00
Reserveren: nschmaloer@hotmail.com
公益財団法人・在蘭邦人相談窓口は2015年3月17日より事務所を以下の住所へ移転致しました。
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