“オランダの安楽死〜「よき死」の探検家たち” 講演者:シャボットあかね氏
2月28日(土)に行われた第1回講演会は少し風が肌寒いものの天気に恵まれた日となりました。
囲碁会館の会場には25名ほどの方々がいらっしゃり、皆さん熱心にシャボットさんの講演を聞かれていました。
言葉としては知っている安楽死ですが、その具体的なことはほとんど知らなかった私でもお話しは大変わかりやすく、資料も配布してくださり、時には笑いもおこる有意義なお話しでした。
安楽死が行われるまでには家族やホームドクター、友人などと時間をかけて話し合いをする必要があることや、その話し合いによって本人の希望を叶えてあげたいという結論になった場合には、残された時間を大切な人々と分かち合うことができること、またそのためには様々な手続きが必要であったり、話し合いが必要であったりと決して安易な道のりではないことなどを伺いました。
休憩時間を挟んでの2時間30分を超える講演はあっと言う間に感じました。
参加された方々は40代以降の女性の方がほとんどでしたが、男性もいらっしゃいました。
質疑応答の時間には身近でこの安楽死について考える機会のあった方からの話しなども出て、オランダでの安楽死が他人事ではなく身近なこととして感じました。
参加された方々からも「大変有意義な話しを聞けました。」「シャボットさんに感謝の言葉を伝えてください。」「また次の機会を設けてお話しを聞きたいです。」など大変好評をいただきました。
私たちにとっても初めての講演会で様々不安もありましたが、講演者のシャボットあかね氏のおかげで盛況といえる講演会となりました。
シャボットあかね様、また当日参加してくださった皆さま、どうもありがとうございました。
C菜
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