地元では”De Wallen”(飾り窓のある地区)と呼ばれている、アムステルダムで最も古い地区のひとつに、このミュージアムはあります。
16世紀、マルティン・ルター(ドイツの宗教改革者)を発端とする宗教改革運動の影響はオランダにも広がり、アムステルダムではカソリック教徒が公の場で礼拝することが禁じられました。
1661年、靴下商人のハルトマン氏によってこの家が購入され、家の中はカソリック教会風に改装されました。
その後2世紀以上もの間、この場所はカソリック教徒の「隠れ家的な屋根裏教会」となったそうです。
家の中は2階部分から屋根裏まで、カソリック風の教会礼拝堂に改装されています。
多い時で100名以上のカソリック教徒が、毎日曜日に家の狭い階段を上がり、共に礼拝を捧げていたといわれています。
現在はミュージアムとして残されている一方、毎月第一日曜日(夏シーズンは除く)の11時より、ミサが行われています。
興味のある方はぜひ一度訪れてみて下さい(^^
P香
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