ウィレム・アレクサンダー新国王、マキシマ王妃の現在住まわれているエイケンホルスト宮殿は、ワッセナーの森の中にあるデ・ホルステン・エステートに位置しています。
既に皇太子時代から住まわれており、アマリア王女、アレクシア王女、アリアーネ王女達が生まれ育った、ウィレム・アレクサンダー一家の居城です。
デ・ホルステン・エステートとは、ワッセナーの地塁(二つの正断層に挟まれ隆起している砂丘部分:Horst)で、豊かな森林でおおわれています。
元々はフレドリック王子が19世紀半ばに購入した3つの砂州浜地域でした。
以来、オランダのロイヤルファミリーに継承、所有されてきました。
現在はラーッポルスト、テル・ホルスト、エイケンホルストという3つのエステートが纏まりデ・ホルステンとなりました。
また、デ・ホルステン・エステートの中で最も有名な建物の一つがデ・パーウ宮殿(ワッセナー市庁舎De Paauw Raadhuis Wassenaar)です。
自転車でワッセナーの森迄Den Haag市から約30分程です。
エイケンホルスト宮殿に続くレイクストラート通りにN44から入ると、右手に白く美しい市庁舎が見えてきます。
オランダの市庁舎は何処でもそうですが、ここでも予約をし結婚式を挙げる事ができます。
また、エイケンホルスト宮殿は一般公開はされていませんが、1キロから7.5キロまでの散策道などがあり、周辺の森を楽しむことができます。
多くの人々がハイキングにやって来ます。
一部では車椅子での散策も可能な様です。
散策後は、ティー・パビリオン・デ・ホルステンでテイタイムなどは如何でしょう。(つづく)
A子