- 作者: 太田和敬,見原礼子
- 出版社/メーカー: 子どもの未来社
- 発売日: 2006/11/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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オランダを象徴する「寛容」「合理主義」というテーマから、政策や法律、社会構造などを日本人の目で解説してあります。
私が印象的だったのは、運河の管理方法についての記述。
私がオランダに来たときには、運河に水が満タンになっているのを見て驚いたものですが、それがどのように管理されているのかなどが、オランダと水との歴史と共に分かりやすく説明されていて「なるほど」と納得でした。
他にも、安楽死や麻薬と売春、自転車の推進、自由な教育など、オランダを今より深く知るきっかけになるテーマが、分かりやすく書かれています。
新書なのですぐに読めるのもうれしいです。
オランダに来る前に読むのもいいですが、オランダに来てしばらくしてから読むと、「なるほど」度合いはアップすると思います。
I子